白黒プリンスと囚われのメイドさま
辛うじてお茶1本は買えそうなんで安心。
「!!!?」
蓮さまはいきなり1円玉を1枚…手に取る。
「これが…1円玉!!?へぇ~っ」
物珍しげに蓮さま…1円玉を…見つめる。
自分の目の前に1円玉をかざす始末。
蓮さまの黒曜石の瞳が…興味深々。
「1円玉…見るの初めてですか??」
「当然だろ?俺は札束しか見たことがない…」
今日日…小さな子供でも…1円玉見て、こんなに感動しない。
「…私は札束を見たことありません…待っていてください…お茶買って来ます!!」
「ああ~」