白黒プリンスと囚われのメイドさま
夏休みも中盤。
私は神さんの運転で母の入院する病院へ直行。
母は病院の特別室に入院。
旦那さまの計らいで最先端の癌治療を受けていた。
ここんとこ、調子もいいらしい。
「メイドの仕事は大変なんじゃあないの?」
「大丈夫だよ~。皆優しいから」
約1名…を除いては…(笑)
「隣の方は?」
「俺は執事補佐の如月神です…」
私の母に神さんは愛想よく…自己紹介。
「娘がいつもお世話になってます」
「俺がいつも…お世話になってます~ははっ」
私たち3人で笑い合う。