リンゴ
電話番号
家に帰り、ご飯も食べ、お風呂も入った10時20分。
濡れてる髪にタオルをかぶせ、部屋に入る。
「あー疲れた!」
そのままベットにダイブ!
「…。」
あの番号、気になるなあ!
かけようかな?あーでもでも!男の子だよ?
秘密を握られた…男。
「うーーーん」
よし!名前でも聞いとけっ☆

かけることにした。

「えっとー・・・090-1276-ooooっと!」
プルルルルルルルー♪
『-もしもし?』
で、でたー!
「え、ええええっと!!!」
か、噛みすぎた…。
『ぶは!うけるから!噛みすぎ!ゆうちゃん』
「なんで名前!!」
言ってないのに…?
『さぁ!なんででしょう?!』
む。そんなことよりね
「誰なんですか!」
『んー今は教えれない』
「今は?」
『そ!今は!』
「じゃあヒント!」
『ゆうと同い年かな』
「同じ学校だよね?」
『当たり前』
「何組?」
『さー♪』
「どんな顔!?」
『どんな顔って言われても…あ、イケメン!』
ブチー
ツーツーツー。
「なんだよ。きもいっつーの!」
私は電話を切ってすぐにねた。
< 4 / 8 >

この作品をシェア

pagetop