リンゴ
電話の相手
プルルルルルルルルー
「あ、はい!ちか?」
『ぶ!ちげーよ!俺俺!』
…君は
「おれおれ詐欺?ださ!」
『ふるいなあー!わかってんだろ?』
「そうですけど。」
『そうですかー!で?今日お前俺のこと探してたんだって?』
う、ばれてる
「い、いないじゃん!探したのに!」
『何を根拠に探したの?』
「…茶髪」
『ぶ!俺って茶髪かあ?』
え!?違った!?はずーう
「最初あったとき少し見えたもん」
『あーあれね。かっこよかったよ!』
「もう!話そらさないでよ!」
『はいはい…!あともう一つヒント言っとく!』
「ん!なに!?」
『俺ね―…教室からゆうちゃん見える♪』
ってことはうちの教室より高いってことだよね?
「5組か4組だ!」
『さあねー?』



それから何かいろいろ話して電話をきった。
同い年で茶髪?で4組か5組。
よし!もうちょっとだ!!
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