龍華
「…お前それを一人で抱えていたんか?」
龍が抱きしめる力を強める。
…く…くるし…。
「俺達がその闇を取り除いてやるよ。」
「…う…いい。これゎあたしの問題。関係無い人ゎ黙ってて。」
一瞬うんと口に出そうになった。
勿論龍の言ってくれたことばゎうれしかった。
けど巻き込めない。
あたしと関わると皆が危険になる。
また誰かか死ぬかもしれない。
あたしゎもう死に顔なんて見たくないから。
あたしゎ龍から離れて屋上をあとにした。
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