白龍
「ど、どうしたの舞ちゃん!?」




タクの焦った様な声が聞こえた。




でもその声を聞いても一向に治まらない。




息ができない!!




そんな私を救ってくれたのは、








蓮。








「大丈夫だ。




もうアイツはここに居ない。」




そう言って強く強く私を抱きしめてくれる蓮は、




何よりも暖かかった。





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