白龍
「それでね、その子蓮に告白してきたんだよ。」




「こ、告白!!」




私の大声に、倉庫の中に居た皆が目を見開いて驚いていた。




でもそんな事お構いなしでタクは続ける。




「でもね、蓮振ったんだよ。




『藤田 花音』を。」




「えええええええええ!!」




隣の蓮が怪訝そうな顔をする。




でも今そんな事は気にしてらんない。




「あの藤田 花音を振る人がいたなんて・・・・」




私は『あり得ない!!』といった用な顔で蓮を見る。




蓮は私の視線に気づいたのか「なんだよ。」と怪訝そうな顔をする。





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