白龍
そんな蓮を無視してタクが続ける。




「それで蓮は陰で『伝説の男』って言われるようになったんだ。」




「伝説の男？」




「ああ、あんな可愛い子を振るなんて普通の男じゃ考えられない！！




アイツは『伝説の男だ』！！とか言われ始めちゃってね。」




その理由を聞いて納得してしまった。




ホントにあんな可愛い子振るなんてどんな神経してるんだか・・・・




「じゃあ、舞は藤田　花音に勝ったって事だな。」




さっきまでゴウに慰めて貰っていたエイジがそんな変な事を言ってきた。




「何？勝ったって？」




「だってそうだろ？




あの藤田　花音を振ったのに舞とはちゃんと付き合ったんだからよ。」




「ホントだ、そういう事になるね。」




とカズキがエイジの意見に同意した。




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