白龍

一件落着

誰の所為でこうなったと思ってるのよ!!って怒鳴ってやりたかったけど我慢だ。




今はまず顔の赤さを和らげなければ!!




そう思っていると、ゴウが呟いた。




「話ずれてる。」




その呟きに皆が一斉にゴウを見る。




「雷冠の話から大分ずれた。」




その言葉に皆『あ。』と今まで頭の隅にやっていた事を思い出したかの様な声を出した。




「お、俺は忘れてなかったけどな!!」




エイジが焦った様な声を出した。




コイツ、忘れてやがったな。




「忘れてたくせに。」




私がボソッとそう呟いたら、




「覚えてたわ!」




そう言ってエイジが勢いよくコッチに体を向けてくる。









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