白龍
「フフ。」




ついつい笑ってしまう。




「なんだよ?」




「蓮君。




まさかのヤキモチですか??」




私がちょっとふざけてみると、




「ヤキモチじゃねえ。




お前がただ単にスカート短いだけだ。」




・・・・・・・・




あ、そうですか。




すいませんねえ、自惚れてしまって。




心の中で十分に蓮の嫌味を言って私は3番のテーブルに急ぐ。




「おま、スカート長くしろって。」




そう蓮は言ってたけどスルー。




でも後から凄く後悔した。




蓮の言う通りにしとけば良かったって。




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