白龍
そういう奴等はたいてい、私は龍兄のただの妹と言うと『え!そうなの、こんな可愛い妹がいたんだ~』とか言って急に私の機嫌とってたけど・・・・




「お兄ちゃんの事大好きなんだ~」




なんか意味分かんないことを言い出したエイジ。




「なんでそんな話になってんのよ。」




「だってお兄ちゃんの話してる時の舞めっちゃ嬉しそうだもん♪」




「まあ、好きっちゃ好きだけど・・・」




お兄ちゃんはいつも私を守ってくれたから。




私が何も言わなくてもいつも『嫌なことなんかあった?』と優しく声を掛けてくれた。




私はそんなお兄ちゃんが大好きだ。




まあそんな事を言うのは恥ずかしいから、いつもお兄ちゃんに向かってウザいだのなんだの言ってるけど・・・・









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