白龍
「『あそこまで舞ちゃんが焼肉食べたかったなんて・・・』




って落ち込んでた。」




・・・・なんか無性に恥ずかしい。




食い意地張りすぎだな私・・・・




「恥ずかしい。」




「あ?」




「ここまで食い意地を張ってしまった自分が無性に恥ずかしい。」




「ああ、ホント恥ずかしいやつ。」




・・・・・・・




今は蓮にも反論する力も残ってない。




「午後から学校来いよ?」




「え?」




「迎えに行ってやるから。」




「・・・・・うん。」




私は電話を切った後急いで制服に着替えた。








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