白龍

アイツ

文化祭から2週間が過ぎたころ、




エイジが突然話しかけてきた。




「てかずっと気になってたんだけど、




舞の何時もしてるそのペンダントって誰かとオソロなの?」












エイジの質問に思考が停止する。




しばらく固まる私に




「舞?」




不思議に思ったエイジが顔を覗き込んできた。




「えっ・・・・・




何でオソロとか思ったの?」




冷静を装って聞き返してみると




「え、いやただ単にいつも舞が大事そうにそのペンダントしてるから




親友の子とオソロとかそういうのかなと思って。」




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