白龍
白夜は信頼されていた。




白龍のみんなからも私からも。




どんな時だって優しい笑顔で皆を見守る。




本気で怒るのは仲間の誰かが傷つけられた時だけ。




皆の憧れの総長だった。



















ある時、私がコンビニに向かっていた時の事。




「・・・・・グハッ!!」




何所からか誰かの苦しんでいる声が聞こえた。




私はコンビニに向かっていた足を止め、




声のした方に駆け寄った。




そこに居たのは・・・・・






「睦!!」




< 188 / 286 >

この作品をシェア

pagetop