白龍
「舞さん!!




俺は大丈夫です。




今すぐ逃げてください!!」




半泣きの睦。




説得力ねえ。




「分かった。




大人しく車に乗ってあげる。」




「舞さん!!」




「大丈夫。




すぐ戻ってくるよ♪」




私は笑顔で睦にそう言い残して車に乗った。




後からは二人の男に抑えつけられている睦が




必死に私の名前を叫んでいた。





大丈夫だよ睦。




すぐ戻ってくる。




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