白龍
「え、どうかしました?」




「舞、なんでお前がここにいんだよ。」




私が聞きたいよ・・・・




「知り合いッすか?」




「知り合い?こいつは俺のい『わああああ』




私はクソ兄貴の言葉を遮り、廊下まで引きずって行った。




「舞、お前何やってんだ?」




「お母さんから何も聞いてないの?」




「ああ、なんも聞いてない。」




「はあああ、私この学校に転校してきたの。」




「マジ!?」




「マジ。あとお母さんに喧嘩したら家に入れないって言われてるから、舞蝶の事も言いたくないの。だから兄弟って事は黙ってて!」




「じゃあ何にする?」




「は?」





< 20 / 286 >

この作品をシェア

pagetop