白龍
そんな私の心境を悟った蓮は





「言いにくかったらいいんだ。」





と優しく言ってくれた。






蓮はそう言ってくれたけど




何かちゃんと言わないといけない気がした。




このままずっと黙っておいてはいけないと思った。






「・・・・・・4年前、






白夜が事故で左腕を切断したでしょ。






あれ、私の所為なの。」






「・・・・・・・え。」






蓮が今すごく驚いているというのが




電話越しでも伝わってきた。







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