白龍
「だからそんなに燃えてんのか・・・・」




「な、なんか文句ある?てか参加しなかったら龍次に言うから。」




ああ、また卑怯な手を使ってしまった・・・・




「兄貴の事呼び捨てで呼んでいいのかよ。」




え?




私は蓮の言った事が理解できず、しばらく停止状態だった。




「今、なんて?」




「だから兄貴なんだろ、龍次さん。」




そう蓮が言った瞬間私は蓮を廊下に連れ出した。




「な、なんで龍次が私のお兄ちゃんだって!?」




私はパニック状態で言葉がうまく出てこない。




「あ?普通分かんだろ。お前の龍次さんに対する態度とか、龍次さんのお前に対する態度とかで。




龍次さん自分の女にあんな優しい顔しねえからな。」
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