白龍
クラスに居た男どもが一斉に騒ぎ始めた。




うっせぇなぁあああ!!




そうやって怒鳴りたかったけどやめておいた。理由は言うまでもない・・・




でも独りだけ、独りだけ周りの男どもと違う奴が居た。




机に起伏し、いかにも怪訝そんな顔をして寝てる男が・・・・




その男が急に




「てめぇらうっせんだよ!!寝れねえだろうが!!」




と怒鳴った瞬間、今まであり得ないくらい騒いでた男どもがピタッと静かになった。




・・・・??




その事を疑問に思ってると、エイジが口を開き始めた。




「そんな事言うなよ総長さん♪今日は遥々女の子が俺らに会いに来てくれたんだぜ♪」




いや、会いに来てないし・・・てか今、




「総長さんって・・・」








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