守りたい。



昼休み。

購買に行こうとしたら保健室に有咲がいるのが見えた。



「わりぃ。杉、ちょっと先行ってて」



俺は駆け出した。




ガラッ─




「翔太・・・」




「有咲、ここにいたのか・・・」




有咲は泣き出した。

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