眼鏡ッ仔と女装王子☆


AM7:00 朝食


今日の朝食は私の大好きなフレンチトースト



こう言う日は決まって麗夜に仕事がある日



「冷華、美味しい?」


「うん」


「良かった
それでね今日、ボク仕事あるから先に家帰っててね?夜ご飯は、冷蔵庫のチンして食べて」


やっぱり…


「…ん」


「…冷華、冷たい…ボクキライなお仕事行くから、夜遅くまで帰って来ないのに?頑張ってとか寂しいとかないの!!?」



━ゾワゾワ
麗夜のわざとらしい
ブリッ子な声で鳥肌がめちゃくちゃ立った


ヤバい…
機嫌悪くしちゃった


「今日は、仕事休む。学校も休む。だから、冷華も学校休み!!」



あーあ…。
仕事がある日は
何かにつけて休もうとするから
いつも気を付ようとは思うけど…
毎回冷たく返事しちゃう

てか…
今日は大事な小テストがあるのに…


しかたない…嫌だけどあの技を使うか…


「ごめん…麗夜、私 学校行かなきゃだし麗夜の写ってる雑誌とか見たいよ?」

と、目をうるうるさせて上目遣い。おまけに小首も傾げてみた
我なが気持ち悪いけど…麗夜は一瞬で機嫌を直して


「冷華…かわいい!!
しかた無いな♪今日はボクも学校一緒に行ってあげる、だけど…仕事は絶対に行かないから!!」


はッ!?行けよ!!
せっかく小首傾げたのに!と悪態を付き掛けたのは秘密…



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