眼鏡ッ仔と女装王子☆


何だか…胸の奥に閉まっていた記憶が蘇る…


ハヤクココカラニゲナキャ


私の中の何かが危ないって言ってるのに中々体が動かない…


目の前で明日歌と麗夜が言い合いをしてる…


ニゲテ


分かってる…
逃げなきゃ


どうにか体が動いた
だから全力で走って教室に行って、カバンを持って
帰ろうとしたら今日はとことんついてなかった…

正門の前に見覚えのある赤いスポーツカーが止まっていた…


凄く嫌な予感がする
…ダメ…気にしないふりして通り過ぎようとした時ドアが開き


モデル並に足が長く顔が整っていてすっごく色っぽい女性が私の前に立ちはだはだかった


「あら、あなたもしかして冷華サン??
最後に会った時よりずっとダサいわね
てか…どうしてあなた見たいな人がこの学園に居るの?
まさか…まだ 明日歌の事諦めて無いの!?」


…最悪



< 31 / 46 >

この作品をシェア

pagetop