眼鏡ッ仔と女装王子☆


もう一度お願いしようと思った


ちなみに麗夜の仕事はモデルだ


初めは、両親の仕事の手伝いとして、広告とかのモデルをやってたけど


その内、色んな事務所からスカウトされる用になって、


今は事務所に所属して芸能活動をしてる。一切テレビにはでないけど。
それで、ミステリアスなモデルとして、人気を集めてる…


まー…実際には性格に問題があるからマネージャーさんが断ってるだけ。

性格はぶりっこで腹黒だけど…顔は、兄妹の私からしても綺麗な顔だなぁって思う。


髪と瞳は元々紺色で、鼻はスッと通っていて、切れ長で綺麗な二重の目…肌はビスクドールの様に白く滑らか

手足は長く背も180ある…まるで絵画見たいに計算し尽くされた顔とスタイル…


そんな、麗夜はドタキャンと遅刻の常習犯…いつもマネージャーの三神(ミカミ)サンを困らして居る…


この三神サンは、こんな私にも優しくしてくれる良きお姉さん的存在だ。


だから、あまり困らせたく無い



「…ごめん、三神サンの事困らせたく無いから、仕事行って?辛いなら…学校は休みなよ?」


最大限にうるうるさせた目で麗夜を見つめると


「そんなお願いする程ボクより三神サンの方が大事?」


ニコッと小首を傾げ、口だけキレイに笑って見せる麗夜の目は、
凄く恐い…

けど…

「うん」


麗夜に背を向け小さく返事をした。



「…分かった。冷華が望むならそうして上げる。後で寂しくて泣いてもボク知らないから!」


うざい…
てか、そんな事で泣かないから!!



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