眼鏡ッ仔と女装王子☆


私は慌てて客間に行き適当に手に取った洋服は、先月私の誕生日プレゼントにと、麗夜がくれたワンピースだった。


他のにしよう


「れー!!早く!!!」


「…うん」


仕方ないから、麗夜のワンピースに袖を通して玄関に急いだ。


「もう時間無いからバイクにしよう!」


「うん、ごめんね」


「いや、俺も時間見て無かったから」


クシャと笑った雷くんにホッとした。



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