最強な三つ子の最悪な話




…とにかく、教員室に入ろう。
夏だし、廊下が暑くて仕方ない!






「失礼します」
「失礼しまーす☆」
「…入る」←!?



「藍夜に青夜じゃん☆
よっ!」





蒼夜…?
何故ここに…


あ・蒼夜もかっつんに説明を受けに来たのか…



タイミング悪っ




「藍ちゃん
あいつ誰?」




「ら・
藍ちゃん!?」



なに―――!?
藍ちゃんって!!


「頌汰
藍ちゃんはやめろ」





「え〜!?
なんで〜?」



やっぱり青夜は優しいな…
今、俺は男という設定だから『藍ちゃん』っていう呼び方をやめさせようとしてくれて…





嗚呼、
青夜といういい兄貴をもって、俺は幸せ者だよ!!
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