姫様にkiss



「あのさ………抹茶ケーキって残ってない…かな?」
「え?あー…人気だったからなぁ…ごめん。全部売り切れ。」
「あ…そっか。だよね……」



美味しかったし…



っていうか、おすすめですって言ったのあたしだし…



しょうがない…か。





「あ…でも材料余ってるから何とかなるかも…」
「本当?!」
「うん。任せといて。」
「ありがとう!」
「い、いえ…////」



アイツ…



抹茶ケーキ好きかな…?



食べる…よね?





「もしかして朔真さん?」
「ち、違う…!!」
「もうっ♪素直じゃないんだから♪」
「う"…////」
「あ〜姫が赤くなってる〜可愛い♪」
「か、からかうなぁ!!!」



朔真にあげるのは本当だけど…



これはその…何ていうか………その…




「いいじゃん。付き合ってるんだったら堂々と渡せば。」



堂々と…か



そうだよね。









< 102 / 266 >

この作品をシェア

pagetop