姫様にkiss
あたしの目には手紙を読み終えた瞬間、涙が溢れていた。
“私が倒れたのはお前のせいじゃない。”
手紙にははっきりそう書かれていた。
そう言われて…
心が少し軽くなった気がする。
「姫様…?大丈夫でございますか?」
「あぁ、大丈夫だ!…お前達も……いつもありがとうな!」
「「「(姫様から初めて感謝された…////)」」」
「朔真が帰ってきたら、私の部屋に来るように言っておいてくれないか?」
「かしこまりました。姫様。」
部屋に入ると一気に一日の疲れが込み上げて、ベッドに倒れこんだ瞬間、寝てしまった。