姫様にkiss



「ひゃ…ぁ……」



朔真の舌が侵入する。



息が出来なくて、必死に朔真の胸を叩く。



それでも朔真は離れてくれない。



「姫〜飲み物買って来……あ…ごめん…!!お取り込み中だった……?」
「ぜ、全然…!!」



素早く朔真から離れる。



朔真は少し不服そうな顔をしてから、ゆっくりと立ち上がった。



「…ちょっと歩いてくる。」
「えっ…あ、うん。」



どうしたんだろ…



いきなり何処かに行ったりして…



「馬鹿!早く追いかけなよ!」
「え?何で?」
「どう見ても今の朔真さん、怒ってたでしょ!また姫が何かしたんじゃないの?!」



何かしたって言われても…








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