姫様にkiss



「姫ちゃん、朔真君……他の女の人に盗られちゃうかもよ?」
「えっ?!」
「そうだよ姫!さっきから女の人が見惚れてるよ?」



た、確かに…



視線を感じない…でもないかも……



朔真かっこいいし…



あたしなんかより美人な女に着いて行って……




「あ…あたしちょっと行ってくる…!!!」
「「いってらっしゃーい♪」」



あたしが朔真の後を追いかけて走り去った後。



後ろで二人が怪しげな笑みを浮かべていたことを、あたしは知るよしもなかった。








「ねぇ〜そこの君〜私達と遊ばない?」
「……。」
「ちょっとだけ。ね?」
「……。」



なんか…心配することないかも………







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