姫様にkiss
「何で開けてくれないのぉ…」
「ゃ…それは……」
「おかげで佳斗君と二人きりなんだよ……」
「よ、良かったじゃん…!」
「良くないっ…!私…まだ心の準備が……」
そうですよね…
あたしだってそう思ってたんだよ?
でもさ、
…この変態が離してくれないんだよ。
「と、とにかく頑張って…!!!おやすみ!」
そう言って、あたしは無理矢理電話を切った。
だって…
後ろの方がものすごく不機嫌になってきてるんだもん…
あたしの方こそ泣きたい気分だよ……(泣)