姫様にkiss



「姫だってするでしょ?照れ隠し。」
「え、そりゃまぁ…」
「それと一緒。だってまさか、“放課後、姫に告白するからちょっと待ってろ。”なんて言えないじゃん。」



た、確かに…



そう言われるとそんな気が…



でもあの光が…?





……だめだ!全く想像出来ない。



くそ…



あいつが意味深な言い方するから…



気になるじゃないか…!!!






「…で、姫はどっちとるの?」
「え?」
「え?じゃない!!朔真さんと光君、どっちをとるわけ?」
「ど、どっちって言われても…」



あたしが好きなのは朔真だし



光は友達以上には見れないっていうか…



「じゃあ朔真さんか。まぁ、あそこまで尽くされちゃったらね〜」
「でも…」









< 163 / 266 >

この作品をシェア

pagetop