姫様にkiss
そして試合は順調に進み、とうとう最終試合。
なんとか、皆が頑張ってくれたおかげで、同点まで追いついた。
皆頑張ってくれたんだ…
あたしも絶対に負けない…!!
「あまり無理なさらない方がよろしいのでは?と先ほども忠告しましたよね?」
「お前を倒すまでは……止めるわけにはいかないんだ。」
「何でそんなに向きになるんですか?!たかが練習試合でしょう?」
「あたし達にとって、この試合はたかが練習試合じゃない。」
「えっ…?」
冴垣が疑問の声をあげた時に、試合を開始するようにと、アナウンスが入った。
「お願いします。」
「…お願いします。」
こうして最終試合が始まった。