姫様にkiss



「た…ただいま……!」
「おかえりなさいませ。姫様。」
「あれ……朔真は?」
「桧宮は上におります。」
「あ…そっか。」



またあたしの部屋に勝手に入ってるのか…



本当変態……いや、きっと何か理由があったんだ。



うん。そうに決まってる。




「ただいま、朔真。」
「あ、おかえり、姫。」
「あ…あのさ……」
「ん?」
「何で部屋にいるのかな〜って…」
「姫がいなくて寂しいから、姫の匂いを嗅ぎにきた。」



やっぱり変態だ…!!!



こんな奴を好きなんて…



あたしの人生最大の不覚!!!!



「それと姫そろそろ帰ってくるかな〜って。」
「へ?……キャ…!」









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