君の温もり~100%を目指して~










無言。



優香ちゃんが帰ってから10分。



無言。沈黙。




「なあ。」

沈黙を破ったのは優信だった。


「はっはい!?」


あ、堅苦しいな…


「さっき優香が言ってた『メール嘘だったのね!?』
て、なんの事?

それと、お前ずっとずっと手繋ぐのも

キスすんのも待ってたんだな」


ククッ…と小刻みに

肩を震わせ笑っいてる優信。
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