君の温もり~100%を目指して~

やだ…怖い。



そしてたどり着いた場所は
誰も来なさそうな

古いホテルの横道。


「あのさ、俺さ」

と居ながらどんどん距離を縮めてくる市川翔。


ちっ近づかないで…っ


声を出そうと思っても
恐怖心に負け声が出せない。

「お前の事、小4ん時から好きだったんだよね」


「や…っ」


怖い。

助けて…優信…。
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