君の温もり~100%を目指して~
「でさ、今も好きっつーのは変わんねえわけ」


じりじりと市川翔の顔があたし顔に近づいてくる。


「だからさ、今お前欲しくてたまんねえんだよな」

市川翔の顔とあたしの顔の距離


…およそ5㎝。


「おい、何言ってんだよ。ほざくな餓鬼」



ボコッ。

市川翔を殴った本人は優信だった。


「ってえーな…おめー誰だよ。部外者邪魔」



ヒーローみたいにやってきた優信を見て
目をぱちくり。


「部外者?俺はこいつの彼氏だが?それでも部外者か?」

「っんだと!?」

「部外者はそっちだろが」

ボコッ。


もう一発。優信、完全にキレてる…


とっ止めなきゃ。
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