君の温もり~100%を目指して~


「・・・。」


黙って二人の会話を聞いてる。


あ、あのジュリアって人
優信になれなれしいよ!


さっきから…
べたべたしすぎだよぉ。

優信もなんで拒まないの…?


「ユウシン!キョウ、ドコカニタベニイカナイ?」




っな…!!!


なんで!?どこからそうなるのー!


さっきまで、“かっこいい”、“かっこよくない”の言い合いしてたのに…


それだけでも苦しかったのに…



「あ、まぁいいけど?」


そうなんだ…。

行っちゃうんだ。

でも、今のあたしには止める権利なんてない。


だって、あたし。




さっき最低な事しちゃったもんね。
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