偽物兄妹
「おはよー!」
と、あたし。
「おはようッ」
と、翔。
2人で教室に入ると、
いつも言われる…。
「お前らほんと仲いいよな」
「わかるわかるー。付き合ってもいいぐらいだよね!」
クラスのみんなが
いつもそうやってあたし達に言う。
あたしは別に嫌じゃないけどね!
むしろ…嬉しいかな?
なーんて。
でもさ…
「ふふーん♪仲いいでしょ~。だって幼なじみだもん!」
と、翔が言う。
この翔の言葉が胸に刺さる…。
『幼馴染み』という言葉…
気に入らない…。
というより、
仲がいいのは認めるけど
付き合ってもいいくらい、というのは
否定しているようにしか
聞こえなかった。
『幼なじみ』をつけるのは
余計だよ…。
幼なじみって恋愛対象外でしょ…?
恋愛対象に一番近くて
一番遠いのが
…幼なじみ…
はぁ…
これじゃぁ叶うはずもない…
あたしの初恋が…
と、あたし。
「おはようッ」
と、翔。
2人で教室に入ると、
いつも言われる…。
「お前らほんと仲いいよな」
「わかるわかるー。付き合ってもいいぐらいだよね!」
クラスのみんなが
いつもそうやってあたし達に言う。
あたしは別に嫌じゃないけどね!
むしろ…嬉しいかな?
なーんて。
でもさ…
「ふふーん♪仲いいでしょ~。だって幼なじみだもん!」
と、翔が言う。
この翔の言葉が胸に刺さる…。
『幼馴染み』という言葉…
気に入らない…。
というより、
仲がいいのは認めるけど
付き合ってもいいくらい、というのは
否定しているようにしか
聞こえなかった。
『幼なじみ』をつけるのは
余計だよ…。
幼なじみって恋愛対象外でしょ…?
恋愛対象に一番近くて
一番遠いのが
…幼なじみ…
はぁ…
これじゃぁ叶うはずもない…
あたしの初恋が…