俺と茜のナツメの樹

「あんた、、、」

「、、、付き合え」

「え?」

「いいから一緒に来てくれ、、、」


晴紀はゆっくりした足どりで茜を連れ、例のナツメの木のふもとまで歩かせた。


「ここは、、、」

「あぁ、俺とお前しかしらないナツメの木だ、、、今は、、、」

「、、、」

茜は晴紀の隣に腰を下ろした。
「なんであたしを連れてきたの?」

すると晴紀は茜の方を強い眼差しで睨んだ。
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