白球追いかけて
 久々に連絡しようと思い、メールを送ろうとしたが、それにも違和感を覚えはじめた。誰か相談しようと思い、ヨシナにメールした。
『明日、バイト?』
『うん』
『何時まで?』
『明日は五時までで、そのあとはバイトの人とご飯食べに行くねん。どうしたん?』
『じゃあ明後日は空いとる??ちょっと相談があんねん』
『明日九時までには帰るから、終ったら電話でええ?』
『ええよぉ~』
『じゃあおやすみぃ』
 次の日、ヨシナに電話した。
「彼女のこと?」
 ヨシナはオレの気持ちを察してくれていた。
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