そら

キーンコーンカーンコーン


【終わった―】

「吉野おまえノート書いたのか?」

【当たり前じゃないっすか先生☆】

「見せろ!!」


―やべっ


先生はあたしのノートを勝手に取り上げた。

「吉野おまえ~」

【次かきますよ♪】

「しっかりしろよ!」

先生はあたしの背中はバンッと叩いた。

―痛っ
はぁ~

ん?
あ!


窓をふとみると雨が降っていた。

【なんで~】

あたしは独り言を呟いた。

―せめて虹がでますように!!

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