小さな背中はいつまで見れる?
僕の名前は木下 空斗 (きのした たかと)

4人家族の一番した。父・母・姉・僕という家族構成だ。

でも、本来は5人であった。祖母が、いなくなった。

それは、脳に腫瘍が出来ていて誰も築いてあげられなかった。

僕たち、家族誰もが自分が憎いとそういった。

もし、ばあちゃんんが何かしらの症状をうったえていたら築いてあげられた。

ばあちゃんは、僕が幼い頃からずっと一緒だった。

24時間ほとんど一緒。

親が、身勝手に離婚を繰り返し再婚を繰り返し。

僕は、そんな親たちが憎くて仕方がなかった。

今の、父親は実の父親ではない。

僕と姉は、母にいつも付いて行った。

しかし、僕と姉と母は2度目の再婚相手に家庭内暴力を受けていた。

でも、ある日突然転機が訪れた。

それは、ふと姉が「お母さん、今の私たちにはこんな生活耐えられないよ。もう、おしま

いにしようよ。このままじゃ、ずっと過去に引きずられたままだよ?それでもいいの?」

・・・。母は、唖然としていた。その目からは、大粒の涙が落ちていた。

「お母さんが今のままでいいなら、私は空斗をつれてばあちゃんん家に行く。」

それから、母は姉のその言葉がきっかけで今現在平凡な生活を日々過ごしている。

―ばあちゃん、僕ばあちゃんが空に近いところに行くときに僕になんて言おうとしたの?

僕にはいまだにわからないよ。大切な何かが・・・―
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