君にホームラン
ついに
「あいつら…まだやってんのか」
練習試合までの残された時間はあとわずか。
俺は俺なりに、自分の出来ることを力一杯していくつもりだ
たけるも一緒に頑張ってくれて
頼もしい限り。
付き合わせてごめんな
ありがと…
俺らが練習をしている間、他の部員達はゾロゾロ帰り始めた
部活の時間は終了したにも関わらず、俺とたけるは帰ろうとはしなかった
ただただひたすらに走った