青空




つまづきそうになりながらスニーカーをはく。


つま先をトントンさせながら玄関のドアを開け、夏のきつい日差しの中に飛び出る。


いつもよりチャリンコをこぐ足に力が入って、
こぐたびに胸のドキドキが強くなる。


力いっぱいペダルを踏み込む。


キミが待つ図書館まであと少し。





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