月・影
光は、後ずさりした。




光はもっと簡単に考えていた。




竜やら、ヴァンパイアやらはゲームやテレビの中の出来事だと思っていた。




丈が言っていることも嘘かと思っていた。





「行くぞ。」





丈はそう言うと、竜の方向に走っていった。




そして、近くまで行くと、さっきまで背中に背負っていた棺桶をから大剣を取り出した。




丈がその大剣を竜に刺す。




すると、その竜は目を覚ました。




そして、大きな雄たけびを上げた。




光は怯えて、全く動くことができなかった。




竜は、丈に向かっていった。




丈はその竜を大剣で迎え撃った。




しかし、その大剣ははじかれた。
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