月・影
その黒竜は、一斉に二人に攻撃を仕掛けてきた。




「これじゃあ、避けるので瀬一杯だ。丈、何か手は無いか?」





「この数相手じゃあ、俺の呪府も使えない。」




光は少し考え込むと丈と逆方向に走り出した。




「光!!」




光は丈が呼ぶのを無視して走り続けた。




そして、十分に離れると、棺桶からリボルバーを取り出した。




そして、コルロを練りだして、竜のほうに撃った。




すべて、竜に命中した。




しかし、竜は雄たけびを上げて、光に攻撃を仕掛けてきた。




それから、光はリボルバーを撃ちながら逃げ始めた。




―頼んだぜ。…丈。
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