月・影
光はジャンプして、星の真上に行くと、手から、炎の槍を作り出した。




「これで、最後だ!!」




光はその槍を投げた。




星はそれ間一髪でかわした。




「なかなかやるのね。今日のところはコレで引き上げるわ。」




星はそう言い残して、姿を消した。




「ったく。」




光が、手を一振りすると、まだ部屋の中で燻っていた炎が消えた。




光はその夜は眠ることができなかった。




いつ襲われるか分からないので、下手に眠ることができない。




「あ~あ。なんか、面倒なことに巻き込まれちまったな。」
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