第二ボタン
「ごめん帰る夕飯買いに行かなくちゃごめんね
 知らせてくれてありがとう」

「じゃあねバイバイー」

ドアえを開けた瞬間涙があふれ出た
ていうか振りかえって舞と結城くんに背を向けた時から
涙が出てたそんなの急に知らされても無理だよ
どうすれば良いの?ずっと一緒だと思ってたよ

家に付いて自分の部屋に行きベッドにうつ伏せになりながら
泣いていた号泣だった嗚咽だった涙腺が破壊するんじゃないかと思った
その日は泣いてばっかだった

朝起きると目がボッコーンと膨れ上がっていた・・
最悪だ・・・
眼帯を探していると携帯がなった

「なぁ沙耶変わったこと無かった?」

「えっ無かったよ・・どうしたの急に?」

涙交じりの声で震えて言った

「そうかじゃあ良かった」

「俺当分学校行けなぇわ骨折しちゃってさ」

「馬路で・・大変だね・・早く治してよ!!」

「治すよすぐ治るよ!!待ってろよ!!!」

「うん待ってるからね!!」

また涙が溢れ出してくる
知らない振りしてるのがどんだけ辛いか苦しいか
当分じゃないじゃんもう学校行けないんじゃん・・
知ってるよ・・・嘘つかれると余計に悲しくなるよ

それでも私は学校へ行った

「沙耶・・・大丈夫?・・・」

「うん!大丈夫だよ!!目蜂子なっちゃったけどね・・」

「大丈夫じゃないじゃん!!苦しいなら私を頼ってもいいんだよ
 いつでも舞も泣いてあげるから一人で苦しむのは辛いでしょ」

「ありがとう・・・」

また泣いちゃったこれからずっとこんな日が続くのかな?

でも私は決めた!!残りの湊の人生を私が
幸せで埋め尽くす!!
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