大好きです。先生…
声を出すと涙が零れ落ちそうで私は黙ってメール画面を出し先生に渡した。
「遡って読んでいい?」

私は首を縦に振り小さなこえで
「…巧麻だけ」

と伝えた。

「わかった。」

涙がやっと少し引いてきたから先生を見上げると
今までに見たことがない位顔をしかめていた。

先生は静かに私に携帯を返すと
「辛かったな…もう大丈夫。塾では接触しないように俺が何とかする。」

「ありがとう先生…でもメールは…」

「受信拒否すれば?」

受拒!!

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