トナリの王子サマ
それにしても、何でこんなに彼はどSなのっ?!

「成瀬くん!」

「何?」

「やっぱ何でもないです…」



成瀬くんのその笑顔で見つめられると、すごく恥ずかしくて何も言えなくなる。

反論しようとした私を止めようとしてるんだ。



でも、今回ばかりは頑張るもん!!




「成瀬くん、あの…」

「なに?キスしてほしいの?」

「いやっ、違っ///んっ!」




違うけど…成瀬くんと重なっている唇は、音をたてて離れない。



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